体に良いとされる野草
古来より、日本の野山には健康維持に欠かせない野草が多数自生しております。
その数百種類ともいわれる野草の中から選りすぐりの物ばかりを集めてみました。


【赤ちゃん番茶】 赤ちゃん番茶に含まれるポリサッカライドの作用により血糖値の降下、体脂肪の燃焼、糖尿病の予防メタボリック撃退に効果があるとされております
【どくだみ】 ダイエットしたい方に、緩下、利尿作用により便秘解消、整腸やダイエットに効果的とされております。
【柿の葉】 高血圧が気になる方に、ビタミンCを多く含み、抵抗力を高め、血管を丈夫にして動脈硬化や高血圧の予防に効果があるとされております。
【とうきび】 むくみや便秘を解消したい方に、水溶性の食物繊維が豊富で、利尿作用や緩下作用が期待できるとされております。
【はと麦】 美肌を目指す方に、老廃物を排出する作用により新陳代謝を活発にし、美肌保全などの美容効果が期待できるとされております。
【クマ笹】 ガンを予防したい方に、血液浄化作用が強く免疫力を活性化し、ガン予防に効果的とされております。
【あまちゃづる】 花粉症を何とかしたい方に、民間伝承では、抗ストレス、花粉症、喘息などに効果的なお茶として利用されています。
【はぶ茶】 便秘を解消したい方に、腸のぜん動運動を促進し、お通じを良くする成分を含みます。
【大豆】 動脈硬化を予防したい方に、脂肪代謝を促して、血栓や動脈硬化を予防する作用があるとされております。
【甜茶】 花粉症を何とかしたい方に、アレルギーを抑制する成分を含み、これが花粉症や喘息などに作用するとされております。
【甘草】 ガンを予防したい方に、漢方では抗腫瘍、消炎、消化器の潰瘍などに用いられます。
【田舎麦】 高血圧が気になる方に、血液をサラサラにして血行を良くする働きがあり、高血圧や動脈硬化などの予防に効果があるとされております。
【桑の葉】 糖尿病を予防したい方に、食べた糖分の吸収を抑え、血糖値の上昇を抑える成分を含み、糖尿病予防に効果があるとされております。
【浜茶】 むくみが気になる方に、「弘法茶」とも呼ばれ、含まれる有効成分には利尿、強壮、鎮咳作用があるとされております。
【クコ】 疲れやすい方に、血液を酸性からアルカリ性に変える働きがあるので、疲労回復に効果的とされております。
【烏龍茎】 花粉症を何とかしたい方に、アレルギーを抑制し花粉症にも効果的とされる成分を含みます。
【びわの葉】 ガンを予防したい方に、ガンに画期的な効果があるとされ、国際的に脚光を浴びているアミグダリンという成分を含みます。
【黒豆】 動脈硬化を予防したい方に、脂肪代謝を促して、血栓や動脈硬化を予防する作用があるとされております。
【そば茶】 血圧が高めの方に、穀物の中でそばにしか含まれない「ルチン」フラボノイドの一種で毛細血管を強化して内出血を防ぐ働きがあります。昔から、そばを食べていると脳溢血になりにくいといわれております。
【べにふうき】 花粉症を何とかしたい方に、緑茶の一種で、アレルギーを抑制するメチル化カテキンを含み、これが花粉症などに強力に作用し、まさに花粉症対策の切り札的存在だと言われております。

            
            *原材料の解説は含まれる成分の効能であり、商品の効能ではありません。
            *商品によっては全ての原材料が含まれてはおりません。バランスよく摂取する事で
              健康維持に役立ちます。
            *監修は薬学博士 野原稔弘先生(崇城大学教授・熊本大学名誉教授)
            *番茶の血糖値降下作用に関しましては富山医科薬科大学 清水先生によるものです。

            *べにふうきは独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構によるものです。


水溶性食物繊維について

水溶性食物繊維は全粒穀物や豆に多く含まれ、人の消化酵素によって消化されない、食物に含まれている
難消化性成分の総称である。その多くは植物性、藻類性、菌類性食物の細胞壁を構成する成分で、化学的には
炭水化物のうちの多糖類であることが多い。
また、豆類等に含まれている不溶性食物繊維は、大腸の働きを促し 世界保健機関(WHO)では、肥満、2型糖尿病、
心臓病のリスクを下げると報告し、野菜や果物や玄米のような全粒穀物からの摂取をすすめている。

●肥満防止
SDFは胃で膨潤することで食塊を大きくし、粘性を上げ、胃内の滞留時間を延ばし満腹感を与え
IDFは食物の咀嚼回数を増加させ唾液や胃液の分泌を促し食塊を大きくすることで効果を現す。
●コレステロール上昇抑止
SDFが効果的、SDFは食物コレステロールの吸収抑制、コレステロールの異化・代謝・排泄の促進、
胆汁酸の回腸からの再吸収阻害による代謝・排泄の促進などがされる。
●血糖値上昇抑制
SDFは体内で高い粘性を有するため、十二指腸や空腸の内容物の拡散速度と移動速度を遅くし、
グルコースの吸収を緩慢にして血糖値の上昇を抑える。
●排便促進
IDFは結腸や直腸で便容積を増大させ、排便を促進する。
●ダイオキシン類の排出
ダイオキシン類を吸着して排泄する効果もあるため、体内からの排出速度を2〜4倍に高めることで、
ダイオキシン類の健康に対する影響が防げると示唆されている。

                                         ウキペディア水溶性食物繊維より抜粋